2008年12月26日

あのトヨタが赤字?日テレが赤字?TKが逮捕?・・誰も想像すらしなかった事が次々と現実となった崩壊の2008年が終わります。もう安定や安心なんかどこにも無い。裕福な人達にはキビシイ状況かもね。

もちろん貧乏人にもキビシイ状況だけど、もともと低い生活水準に慣れてる分だけ影響は少ない。
今年の更新はこれで最後です。ありがとうございました。よいお年をお迎え下さいませ。

2008年12月6日

来春から始まる裁判員制度。各マスコミが取決めでもあるかの様にヒジョ~に薄く、軽く、表面上でしか報道しません。各地で反対運動や集会が開催されても、制度の問題点を指摘する弁護士達の発言等もいっさい取り上げ様としない。大きな力が裏で動いている印象が強いですね。一様に「裁判員になれる」と言い、一般的な国民感情である「裁判員にさせられる」とは絶対言わない。幸い我が家には初年度の裁判員候補者の「赤紙」は来なかったので一安心ですが、将来的には候補者に選ばれる可能性はある訳で、早期の制度破綻や廃案になる事を願うばかりです。

以前、裁判員制度のシュミレーションドラマを偶然見たのですが、いや~コリャひどい・・。実際の制度開始までには色々手直しがされると思いますが、あまりにも問題が多すぎる制度ですね。そもそも諸外国からの圧力で渋々制定された制度。外国の制度をまねてるつもりなのかもしんないけど、ちょっと調べるだけでも制度自体似て非なるモノだし、文化や習慣も各国でまったく違う事をわかっているのだろうか?そしてここでも利権の臭いがプンプンします。

一番の問題は法律や裁判にまったく馴染んでいない一般人が突然、人を裁く事ができるのかと言う事。劇中のシーンで一般裁判員達が「有罪は間違いないけど執行猶予をつけるべきか?」なんて議論をしているけど、あんたら何様のつもりなの?オレはそんな崇高な判断能力なんて持ってないぞ。だいたい被告の真意なんて読めないし、議論の根拠となる資料なんて警察や検察などの公僕が作った資料。そんなのまったく信用できない。さらに弁護士の資料なんてそれ以上にウサンクサい。そもそも不完全なイキモノである人間が人間を裁く事自体に問題があります。でもそんな事言ってたら社会秩序が保てないからやむなく司法試験合格者に人を裁く事をまかせた、逆に言えば人を裁く事に抵抗が無い人が司法試験を受ける訳です。まったく無縁な世界だな。また、裁判に参加した人の個人情報なんか簡単に流出することでしょう。裁判の内容と結果次第では身の危険をも覚悟する必要があります。「裁判員の個人情報は守られます」と盛んに宣伝しているけど、裁判員法の31条には検察、弁護士に裁判員の個人情報を開示しなくてはいけないとしっかり記載されています。コワイコワイ。

ドラマの最後、多数決で評議し判決となりますが、なんと満場一致。うそ~ん。そして最後には参加した一般裁判員の皆が「裁判に参加してよかった」と晴々と語ります。なんだこの茶番は・・。このドラマ、制作は最高裁判所です。あ~ぁ、これが日本の司法トップの考えなんだな・・。ドラマ終了直後に流れる裁判員制度の広報CM。小学校のホームルームで子供達が日常の些細な問題に対して議論をしているシーンを流します。どうやら小学校のホームルームと同じ感覚で刑事裁判に参加しろと言っている訳です。どういう感覚なんだろう・・?
判例に縛られ、硬直した司法の改革は必要だろうけど、司法素人である国民に判断など出来るハズもなく結局は混乱を招くだけでしょう。そして、裁判に参加した人の心のケアをする機関を立ち上げる云々のニュースを見ても、ますます何の為にやるのかまったく意味が解らない。無駄な正義感で参加する人や意味が解らず参加した人、そしていやいや参加する人の意見で裁判が成り立つ筈がない。結局、裁判官のさじ加減ですべてが決まる、時間と税金の無駄使い制度です。市民感情とかけ離れた司法関係者、お役人、政治家の意識改革から始めないとね。

ところで選ばれちゃったらどうするのか?現在の裁判員法では原則辞退は出来ない強制参加です。やりたいと思う人は勝手にやればよい。日当1万円と交通費ももらえるしね。アルバイト感覚ならけっこうイイかも。
じゃあ、やりたくない人はどうすればイイのか?

調査の段階で上記の様な考えを唱えてもいいし、明らかな憲法違反の疑いも多い法律なので、その辺のデリケートな部分をさりげなく指摘すれば司法に詳しい人ほど「めんどくせ~ヤツだな」と敬遠する事でしょう。裁判官としてはスムーズに裁判や審議が進行できる「扱いやすい裁判員」を選ぶはずです(まったく根拠はなし)。最悪、裁判員に選ばれちゃったら評議の際には何も語らず、何も見なくて良い。参加は強制だけど、個人の考えや発言を強制する事は誰にもできない。有罪でも無罪でもないというスタンスも個人の自由なんだから何もしないで1万円だけもらって帰ってくればイイ訳です。重く考えていた人はちょっとは気が楽になったでしょ?

近々に衆議院議員総選挙があると思われます。その時同時に最高裁判所裁判官の国民審査も行われる事を知ってますか?罷免したい裁判官にx印をつけるのですが、ほとんどの人がノーマークで投票するので毎回90%以上の確率で自動的に信任されます。過去、国民審査で罷免された裁判官はいません。裁判官個人に恨みはありませんが、国民の意思を示す場はココしかありません。たとえ罷免できないとしても毎回90%以上の信任率が今回急落すればそれだけでも国民からのメッセージとなりますよ。
裁判員への負担軽減を建前にした審議短縮化など他にも改悪や矛盾だらけの裁判員制度。今度の衆議院議員総選挙の時には裁判官の国民審査はもちろん、各党の裁判員制度へのスタンスなどもよく考えて投票所に足を運びましょう。

2008年11月3日

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段ボールの帆船

小学校の某教材を製作中。着色前の立体造形が出来上がりました。下地や造形はスーパーからもらってきたタダの段ボール。紙粘土を約700円分くらい使用。何度も文房具屋に紙粘土を買いに行くもんだから文房具屋のおばちゃんに顔を覚えられて「大作ですね!」と励まされた。これから買う絵の具も合わせて2000円いかないで出来そうだな。ところがいつのまにかでっかくなっちゃったから電車や宅配便では運べないぞ。赤帽出動が確実だ。送料が一番高くなりそうです。

やばい。楽しすぎる・・。

川と道が入り組む地形

様々な動物が棲む

2008年10月9日

10月に入ると衣替え。と言っても私の場合は服ではなく扇風機を片付けてガスファンヒーターを引っ張りだします。秋も深まり羽毛布団が気持ちイイこの季節、色んなモノが変わる時期でもあります。
松下幸之助の「松下」の名前や家電のトップブランド「ナショナル」が10月1日から姿を消し、世界ブランドの「パナソニック」に統一されます。水戸黄門などの時代劇放送枠も「ナショナル劇場」から「パナソニックドラマシアター」に変わり(苦笑)平均的な日本人としてはかなり違和感あるぞ。

日々愛用しているナショナルのバリカンも今度買い替える時には「パナソニックのバリカン」になるのか。ヘンなの。冷蔵庫や洗濯機はかろうじて感覚的にアリだけど、「パナソニックの鼻毛カッター」とか「パナソニックの布団乾燥機」なんてジワジワと込み上げてくるものがあります。「パナソニックの毛玉クリーナー」「パナソニックのごますり器」「パナソニックのもちつき機」・・キリがないな。じきに慣れてくるだろうから笑うのは今しかない。そして「あっかる~いナショナ~ル」の歌はもう聞けない。

東京の世田谷では10月1日からゴミ収集が大きく変わりました。不燃ゴミの埋め立て地が限界に達する事から、ダイオキシンの出ない最新の高温焼却炉の整備が整った地域から徐々にプラスチック類も可燃として燃やす事になった模様です。ビン、カン、ペットボトルなどの資源ゴミ以外は、ほとんどの家庭ゴミが可燃ゴミになるので分別が楽です。

でも社会的、環境的にはイイことなのか問題があることなのか良くわからないなぁ。最近ではリサイクルするより処分した方がCO2を排出しない事も明るみに出て、根本的にゴミを減らさないと何も解決しない事も解ってきました。簡素なモノしか作らない、売らない、買わない。シンプルな社会への意識改革を秋の夜長に皆で考えようね。

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