2008年3月11日

わが家も実家も、たまに飲食店でも、急須の注ぎ口にビニールのチューブがついています。これって運搬時に欠けやすい注ぎ口を保護する為だけに付いている事を最近知った訳です。使う時は取るもの。付けて使うと雑菌などが繁殖するから取らなきゃいけないものなんだとか。・・知らなかった・・。でもそのビニールチューブだけを売ってるのはなぜ?と思っていたら「取れて無くなっちゃったから」とわざわざ買いにくる人がたくさん居るからなんだとか。売る前に教えてやれよと思うけど、売ってる方もあのパーツの用途を知らない可能性が極めて高い。知らないとはおそろしいモンだ。

そもそも注ぎ口に合わせて斜めにカットされたあの形状がまぎらわしい。ただの円筒チューブが付いていたらほとんどの人が「保護材」と認識して間違った使い方はしないはずなのに・・。

まぁ、わかってスッキリしたところで、さっそくわが家の急須からはビニールチューブが撤去されました。

ところがここで前言撤回!!

こいつにはただの円筒チューブが付いてるじゃん!まいった。しかも金属のドリップポットの注ぎ口に付いてる意味がわからん。これが運搬で欠ける可能性はゼロに近い。変形の防止か?でもここが変形するくらいの衝撃なんてあったら、注ぎ口の先端より根元の方から折れちゃうハズ。となると別の用途があるという事か?尖った先端が危険だからガードしているのか?

ひとつ解決したらまた疑問が生じる・・・
人生この繰り返しなのだ。

2008年3月2日

わが家の電波時計、日本標準時刻電波を受信して狂いを自動で直すお利口さんのはずが、やたらと手がかかるオバカさん。なんの前触れもなく突然狂った様にグリングリン秒針が回り始めたと思ったら、キッチリ12時間ズレで自動的に「ピタッ」と止まる。オモロイから放っといたら12時間ズレのまま正確に時を刻み続けます。数秒の狂いも自動修正する事がウリの電波時計ですが、ウチのは放っといたら平気で12時間も狂いやがります(苦笑)

12時間ズレだから見た目は正確な時を刻んでいる様に見えます。まったく間違った時刻を刻むなら本当にバカで頭にくるけど、昼夜が逆転している事に気付いていないで、ちゃんと仕事していると思っているところがなんともオバカで微笑ましい。「なんかまちがってるよ~」っと手動でこっそり教えてやると、大慌てで秒針をグリングリン回転させて何もなかったかの様に12時間進めて平静を装います。かわいい。

今年は4年に一度のうるう年。コイツにとっては生まれて初めての変則な年。なんか仕出かすと思って2月28日と29日の深夜12時にじーっと監視してやりましたよ。

28日はなんとか無事に「29日」を表示して「どうだ」とばかりに時を刻みます。フ~ん。やるじゃん。明日が楽しみだな。

そして29日、やっぱりヤリやがった。

初めての「うるう年2月越え」しかもコワイおやぢのしつこい監視付き。緊張はピークに達して時は来ました。「いっせーの」っでバシャッと曜日、日付、月を一気に変えます。もうオバカの処理能力ではそこまでで限界に達し、秒針がピタッと止まって気絶します。ヒヒヒ、期待を裏切らないヤツだ。朝、起きてみるとまだ気絶中(苦笑)そっと起こしてやると、大慌てで秒針をグリグリ回し始めます。かわいいヤツめ。

2008年2月23日

「確定申告」の季節がやってまいりました。お国に儲けのほとんどを献上させて頂ける喜びを、春の気配と共に今年もかみしめています。今日もお役人さまの幸せの為に庶民はガンバって働かせて頂きます。ありがたや、アホくさや・・。

なんで金を払う方がせっせと「自己申告」せにゃならんのか。

お国の方から国民に対して「自己申告」し、評価分だけ頂ける「おだちん税」にすればよろし。間接税を加えたスモール予算内で効率良くお国をまわす。無駄を省き真面目にやればやるほど税収が増える・・ダメだ・・誰もこの「みにくい国」にお駄賃なんてあげないなぁ・・。そんな空虚な妄想にふけるこの季節、せめて楽に簡単に確定申告できないモンかと思う訳です。

「e-Tax」という電子確定申告がある事は知ってましたが、ずっとWinのみ対応でマカーには無縁の存在でした。それが今年からマックにも対応したらしく、ちょっと調べてみた訳です。わぁ~い、こりゃすごい。従来の手続きをより複雑に電子化しちゃった簡単オンラインシステムもどき。ICカードリーダーを強制的に買わされて、使いにくい専用アプリのインストールから面倒な個人認証絡みも、すべて利用者が手動でいちいちセッティングしないと機能しない。しかもバージョンがバラバラ。マニュアルはヘロヘロ。サイトはグダグダ。さらにさんざん個人電子認証しておきながら、最後に地域によっては紙の住民票提出を要求される事もあるらしい・・訳ワカラン。と言うより「日本総電子化計画」の大号令のもと、予算をつけて消化しただけのお役所仕事の典型だな。そこに利用者(国民)の声や利便性は関係ないのだ。

ウェブサーバー上に専用アプリを実装。住基ネットのサーバーと連動すれば本人確認など簡略化されるはず。利用者はブラウザさえあれば簡単に利用できる様にしなければ電子化の意味はまったくないよ。省庁間での連携がない中途半端な電子化ほど不便なモノはなく、アナログ申請の方が簡単安心です。折しも旅券(パスポート)申請のオバカな電子化が大失敗して運用停止のニュースが流れたばかり。e-Taxも同じ様な煩雑なシステムだから5000円程度の控除だけじゃ利用者は増えていません。あたりまえだ。これらのシステム構築には数十億円、数百億円の税金が無駄に使われています。税金が高いわけだ・・。
「電子申告でラクラク!!」なんて宣伝している女優さ~ん、国税局が用意したすでにセットアップされている端末使って「かんた~ん!」なんてニコニコしてちゃ笑われちゃうよん。

2008年2月13日

Appleがタイムカプセルとタイムマシンを開発しました。このタイムマシンは「過去」に簡単に戻る事ができます。

折しもドラえもんの世界ではタイムマシンが開発された年が西暦2008年となっています。Apple社がドラえもんを意識している事はもう明白ですね(なわけない)

アインシュタインの相対性理論から言えば少なくとも未来に行けるタイムマシンは理論上作れます。でも過去に戻るタイムマシンは無理なようですね。まぁよ~く考えればあたり前の事で、様々なタイムパラドックスをかかえたタイムトラベルは空想の領域を超えません。でも世界各国の著名物理学者や数学者達にとっては本気で研究している現実でもあります。
ただし、未来に行けるといってもタイムマシンに乗った人とまわりの時間スピードに差ができる・・、たとえばタイムマシンに1分乗っている間にまわりの世界は20年経過し、相対的には20年後の未来に一瞬で移動したように感じる現象にすぎません。医学的に長期間の「冬眠」ができる技術が確立すれば、それは未来に行けるタイムマシンと言えるでしょう。だからSF映画の様に「自分の未来の姿を見る」という事はやはり矛盾だらけで残念ながらあり得ないでしょう。

そして数万年後に高度に発達した技術や理論をもってしても同じ時間軸上の過去に戻るタイムマシンは開発されないと断言できます。なぜなら私は未来から来た人を見た事も聞いた事もないから。いや実は「未来から来た人を国際的な最高機密として隠しているから」なんて発想はまったくのナンセンス。未来から好きな時代に戻れる人達にその時代の事情なんて関係ないし統制なんてとれるはずがありません。もし過去にもどる際のルールや法律が存在したとしても決まりは必ず破られるモンです。現代そして過去の文献や資料にまったく未来人が登場していない、と言うよりウジャウジャ登場していないとおかしいので、過去に戻るタイムマシンは未来永劫存在しない事になります。夢がないって?しょうがないじゃん。現実だもん。
過去を振り返ってもしょうがない。未来はこれからつくるもの。どうなるか解らないから面白いわけだ。

2008年1月30日

見るもウザイ「逆ギレおばさん」と「何様?な漫画家」のおかげで関心があった大相撲一月場所が終わりました。関心と言いながら夜のニュースで結果を知る程度、千秋楽でさえ夜の8時ころになって「あっ今日、千秋楽だったじゃん。結びはどーなったんだ?」とイソイソとネットで調べ始める程度の関心事。昔はけっこう好きだったんだけどね。

千代の富士の引退と共に全然見なくなっちゃった大相撲。若貴ブームと強い力士は皆外国人になってからはまったく興味がなくなっちゃったのさ。「お~っ白鵬勝ったか。うまい落としどころに収まったモンだねぇ」なんて思っていたところ、深夜にテレビのチャンネルをザッピングしていたら偶然にも千秋楽の再放送をやっていた訳です。

イヤ~、ひさびさにイイもん見させてもらいました。同星横綱のガチンコ勝負。力と意地がぶつかりあったほんまモンの大相撲でした。ハイビジョンで見る表情や筋肉の動き、そこに演出や横審の出る幕はまったくありません。気負いの見えた朝青龍と冷静な白鵬。万策尽きて力まかせにムリなうっちゃりをかます朝青龍。しかし実戦感に勝る白鵬は動じず、もうここで勝負は決しました。

ふ~っ、こりゃ深夜にダイジェストで見るモンじゃないな~。会場の雰囲気を含めてライブで見ればよかったと後悔したのはひさびさかもしれません。でも一人も横綱に勝てなかった大関陣なんかを見せられると、今場所の大入りや高視聴率は一過性でしょう。相撲不人気はまだまだ続きそうな感じですねぇ・・。

2008年1月19日

どう間違ったのか、私の姪っ子達は出来が良い。先日上京して遊んでいった高校生の姪っ子はお勉強が大好き。ほとんど趣味の様に楽しそうに勉強しています。上京の目的も本当は遊びじゃなくて有名在京大学の下見だったのでした。そして、もう社会人の上の姪っ子は先日、一級建築士に合格しちゃった。この上の子、何を思ったか高専で建築を専攻し、在学中に二級建築士資格取得。建設会社に入社後すぐに一級合格です。

私の親族に建築関係の仕事をしているのはたぶん私だけなので、もし建築に興味をもった要因にすこしでも私の存在があるとすればちょいと責任を感じるな~。だって真面目にやればやるほどまったくうまみのない業界。設計、施工共に分業化が進んだ現在の建築現場で、その与えられた仕事に楽しみを見つけられる人は一握りしかいない業界。

ウ~ごめんね。

一級合格して親族は大騒ぎ。会社の人も含めて皆から祝福されたみたいなのであえて伯父さんは祝福しないよ~。一級建築士の資格を生かすも殺すも本人の今後の努力次第。そもそも実務経験のほとんどない20代前半の子が机上の知識だけで高層ビルの設計さえもやっていい責任を伴う資格を取得できる事自体、制度的に不備のある単なる「手続きに必要な資格」に過ぎません。

昔と違って発注者や施主も賢くなってシビアな目を持っています。もう一級建築士という肩書きだけで信頼を得られるイイ時代ではなくなっちゃってるのよね。
幅広い知識と経験、そしてセンスがすべての建築設計に資格の有無なんてたいした意味はない。会社の上司や有名建築家から学ぶモノは何もなし。すべては工事現場から学べ。職人から盗め。ガンバレ!若人よ!!

2008年1月4日

明けましておめでとうございます。

東京は天気も良く、気持ちのよい正月となりました。
初詣の帰りに元旦でも通常営業しているミスタードーナツでドーナツをテイクアウトした訳です。ウチは2人なのでせいぜい買っても4つくらいです。店員さんはテキパキと袋詰めしてくれるのですが・・そう・・。

4つくらいならペラペラの紙袋なんです。

父さん・・、あの固い紙でできた「箱」ではない訳で・・やっぱり「箱」がイイと思っており、多分、言えば4つでも「箱」に入れてくれるとおもわれ・・でも大人の、しかもヤバイ仕事でもしてそうな風貌のオヤヂの僕が・・4つのドーナツを「箱に入れて下さい」と言う度胸は持ちあわせていない訳で・・。

だから大人の対応としては「今度は6つ買おう・・」と新年早々「純」の文体で誓う訳で・・。

2008年1月1日

謹賀新年

 

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