2004年6月19日

夏と言えば私はくちなしの花が大好きで、自宅のベランダでも鉢植えしています。四月から五月に掛けてジャスミンの花が咲いて寝室前のベランダはとても良い香りがしていたのですが、無関心の田中さんには気付いてもらえなかったのでくちなしの花は切ってサニタリーに飾ってみました。これだけやればさすがに気付いたようでした。「良かったね!!!くちなし君」他にもいろいろ香りのする花があるのですが、くちなしの花ほど香りの強い花がないのでいつも田中さんに気付いてもらえず可愛そう。でも私だけはニンマリしながら楽しんでいますよ。

2004年6月14日

今年は初夏から異常に暑いですね~・・。そんな夏ど真ん中に埼玉でリフォームです。工事初日は雨降りの中スタートしたのですが、お昼くらいから雨もやみ曇りとなり気温も20度くらいで過ごし易い!!なんとラッキーな事でしょう。

ふだんの行いが良い私だから太陽も少し控えめにしてくれたようで4日間続いた解体はなんとかしのげる23度~26度くらいで終了です。

2004年6月1日

久しぶりのお散歩に出掛ける事にしました。さあ何処に行きましょうか???あれこれ考えたあげく久しぶりに経堂に出掛ける事になりました。ここ数年来ないうちに「高層マンション建設反対」と黄色いのぼりが立っていた所は、しっかり高層マンションが建ちすべての部屋はそれぞれの家庭生活が既に始まっています。時の流れはとても早く「どれくらいこの道を歩かなかったっけ???」「2年くらいかねえ~」なんて言いながら通り過ぎまる。通称「農大通り」の始まりの角にあったコンビニもなくなっているし。
真夏のような太陽を浴びながら約1時間の散歩で喉はカラカラ、駅前に新しくできたエクセルシオールカフェで「フローズンマンゴーとフローズンライチ」を飲んでみました。暑い事もあってなんともおいしい!!!カラカラの喉を潤すのには最高の飲み物です。喉を潤すとさて帰りはどう帰ろうか?と言う事になるのです。外はまだ太陽がじりじりと暑そうです、このまま歩いて帰るのは少し気が引けるしと言う事でそのまま電車に乗って渋谷に出る事にしました。

ふたりで渋谷に出るのは随分久しぶりです。「台所屋」で底をついて気になっていた「IVORY」を買って、これまた気になっていた田中さんの破れそうなズボンを新調する為にいつもの「GAP」に行きます。しかし今日は田中さんお気に入りのカーゴパンツがないのです。1年中同じ素材のカーゴパンツ数本を履き回す田中さんにとって「GAP」のカーゴパンツが無いとなるとそりゃ大変です。「どうしたものか???」考えていると「Right-onにでも行って見るか」と買い物大嫌いの田中さんから珍しく言ってきたので向かう事になりました。珍しい事は続くもので、この日店員の薦めでジーンズまで買ったのです。本来絶対と言っていいくらい店員さんの薦めを聞くなんて言う事はあり得ないのに、わたしとしては思わぬ展開に驚きながらも洗濯の大変さから解放された事に思わず笑みがわき上がってきました。「あ~今日は大安吉日かしら!!!」

2004年5月18日

ところで最近引き渡しをした若いご夫婦のリフォームは、ほとんどDIYで徹底しています。解体も自身で、木工事は部分的な造作の下地まで、水道設備工事と電気設備工事だけは配管配線から器具付けまでの全工程を引き受けましたが、とにかくタイル、塗装、左官、など総てをご夫婦ふたりと友達の応援で作られました。タイルを探して張り込んだトイレの床。玄関、廊下、キッチン、リビングは土足で生活する塗装の土間です。その色だしに奮闘し、キッチンの床を紅色、リビングの床を黒色に塗り、友達に貼ってもらった寝室のパインフローリングの床はオークの染色塗装。壁の仕上げの火山灰塗りの壁や漆喰塗りの壁、水性ペンキ塗りの壁、どの壁をどう仕上げるかの配分と仕上げのテクスチャーに悩んだようです。いろいろな要素がコーナーごとに何となくまとまっていて、若いふたりの感性に思わず「ほ~」っと関心してしまいました。

「若いってほんとにいいですね~」中年の私に良い刺激を与えてくれました。まだまだ完成が見えないふたりの空間。これからも楽しみにしたいものです。

2004年5月8日

植え替えやっと終わりました。
これで肩の荷がやっとおりました。
植え替えなければと言うストレスからも解放された思いです。

2004年5月5日

5月の連休中一日だけお散歩に出掛けました。相変わらず、ぷらぷらデジタルカメラを持って5月の風になびく「こいのぼり」を撮影したり「こいのぼり」の前に広がる畑のじゃがいもの花を撮影したり、2時間弱のお散歩で目的地二子玉川の第一園芸に到着です。2年前の事務所の移転の際に購入したオリーブの木が大分大きくなり、強い風の日ともなると大きくなった枝や葉っぱが風にあおられ倒れてしまうのです、5月が植え替え時期らしいので今より2倍程大きな鉢を買ってきました。この連休中に植え替えるつもりでいたのですが、何だかはっきりしない天気で、私の気分もはっきりしなくて、大きな鉢は荷造りもとかれないまま事務所の片隅??にどっかと座っています。狭い事務所だけに毎日この大きな荷造りを見る度に、今日こそはと思いつつそのままにされています。明日は、やるぞ!!!植え替え???

2004年4月28日

強風を伴う昨夜からの雨は日中もやまず、相変わらず強風を伴う雨が降り続いています。先日国民年金を一年分一括で二人分支払いました。先月の江角マキコさんの国民年金未払いや政治家の国民年金未払いのニュースを聞いていると何だか真面目に支払う自分に疑問を感じるのですが??他人のミスに対してここぞとばかりに責め立てる政治家達が自分の事となると曖昧な態度で平然と時の経つのを待つばかりといった感じ、いかがなものでしょうか??他人に厳しく自分に優しい国民性???

2月の確定申告の時も真面目に申告する自分に疑問を感じながらも所得税の支払いを済ませました。毎日必死???に働いている私達に国はご褒美をくれるのではなく、働いたお金を横取りしていく、何かおかしい気がするけどこれがこの国にいる為の義務だとか!!!空しい・・・しかしまた必死???に働くしかないのですよね。何かパットしない毎日のニュースを聞いていると、今日のような強風と雨でスッキリ洗い流したい感じです。

2004年4月26日

自宅近くの「豪徳寺」と言うお寺に出掛けました。このお寺は幕末の大老井伊直弼公の墓所として有名です。そして「招き猫」の発祥地としても名が知られています。
その昔このお寺はとても貧しく、和尚は諸国行脚をして暮らしを立てる生活をしていたようです。そんな生活にもかかわらず和尚はとても猫を愛し良く飼いならし、自分の食べ物を分け与え吾が子のように愛育したようです。ある日和尚は猫に向かって「汝我が愛育の恩を知らば何か果報を招来せよ」と言い聞かせます。その数カ月後の夏の午後、鷹狩りの帰りらしき武士五六人が門前に馬を乗り捨てて寺に入って来て「我等今当寺の前を通行せんとするに門前に猫一疋うずくまり居て我等を見て手をあげ頻りに招くさまのあまりに不審ければ訪ね入るなり暫く休息致させよ」と。渋茶など差出している内に急に空が曇り夕立ちが降り出し雷も鳴りだしたので、和尚は心静かに三世因果の説法したりすると武士は大変喜び、帰り際に「我こそは江州彦根の城庄井伊掃部頭直孝なり猫に招き入れられ雨をしのぎ貴僧の法談の預かること是れ偏へに仏の因果ならん以来更に心安く頼み参らす」と言って帰って行かれた。

この出来事の後「豪徳寺」は吉運を開き初めやがて井伊家御菩提所として有名なお寺と成ります。これも全て猫が和尚の恩に報い福を招いたとされ「豪徳寺」は別名「猫寺」とも呼ばれる様になります。後に和尚はこの猫の墓を建て、冥福を祈り後世この猫の姿形を造り「招福猫児」と称しました。この「招福猫児」を祀ると心願成就すると言う事です。

私達もこのかわいい「招福猫児」一番小さい2号の猫児買ってきました。祈るは、健康と繁昌「招福猫児」さま願い叶えて下さい。


2004年4月21日

タイル工事の乾燥の待ち時間に梅の満開でも紹介した現場近くのお寺の本堂「阿弥陀堂」の満開の桜です。お寺の「阿弥陀堂」の正面に咲く10メートルくらいの背丈はあろうかと思われる程大きな桜の木から伸びやかな枝の先に咲き誇る桜の花凛々しいです。

タイル工事が完了し、電気、水道設備の器具付けが完了し、引き渡し前クリーニングの初日、現場近くのお寺の「阿弥陀堂」の桜の木は、花が散り青々としたみずみずしい若葉が繁り初め暑い夏の準備が始まります。桜の木の幹から健気に咲いていた花の後もやはりみずみずしい若葉が元気良く繁っていました。

約2か月におよぶリフォームも無事終了です。お客さんのDIY工事が加わったリフォームは少し工期が掛かりますが、お客さんの気持ちの上での感動は、全てお任せのリフォームよりも一層の感動と達成感が湧くものです。自分達で工事して上手く出来た所、あまり上手く出来なかった所、すごく苦労した所、などなど、これから暮らしていく時々に思い出され愛着が湧き愛しいと思えてくる事でしょう。

2004年4月9日

お客さんのDIY塗装工事2回目が終わり、工事はタイル工事が始まります、廊下から洗面室、トイレ、玄関と玄関ホールの床、外部階段の段板まで素焼きのタイル(ソルティーロタイル)貼りです。素焼きタイル貼りの床と古材の梁、なかなかカッコいい空間に変身しました。素焼きタイル貼りは下地処理、乾燥、タイル貼り、乾燥、目地入れ、乾燥、撥水処理、乾燥・・とにかく、いちいち乾燥させないと次の作業ができない為時間がかかります。ダックススタイルの工事は、とにかく時間がかかります。自分達は、この待ち時間がとてもわくわくするのです。素材それぞれの良い加減の時間の掛け方がいい感じの仕上げを作ります。ただ時間をかければ言い訳ではないので仕上げには目が離せません。現場を任されている私の一番の力の見せ所です。

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